タブレットメーカーが画面サイズと性能の限界に挑戦し続ける中、OnePlus は旗艦タブレットのラインナップを大型バリアントで拡大する準備を進めていると報じられています。この展開は、オリジナルの OnePlus Pad Pro の成功した発売からわずか数ヶ月後のことであり、同社のプレミアムタブレット市場での競争への意欲を示しています。
より大きなディスプレイ、高解像度
新しい OnePlus Pad Pro バリアントは、現行の12.1インチモデルから大幅に拡大された13インチディスプレイを搭載する予定です。この大画面には、現行モデルの3000×2120ピクセルから大幅に向上した3840×2400ピクセルの解像度が採用されます。新しいディスプレイは144Hzのリフレッシュレートと240Hzのタッチサンプリングレートを維持しますが、ピーク輝度は現行モデルの900ニットから600ニットに低下すると報告されています。
ディスプレイ仕様の比較:
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新モデル:
- 画面サイズ:13インチ
- 解像度:3840×2400ピクセル
- 最大輝度:600ニット
- リフレッシュレート:144Hz
- タッチサンプリングレート:240Hz
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現行モデル:
- 画面サイズ:12.1インチ
- 解像度:3000×2120ピクセル
- 最大輝度:900ニット
- リフレッシュレート:144Hz
- タッチサンプリングレート:240Hz
性能と機能
中国の情報筋によると、新しいタブレットは前モデルのハードウェア仕様のほとんどを継承する見込みです。これには、生産性とエンターテインメントタスクに強力な性能を発揮する Snapdragon 8 Gen 3 チップセットが含まれます。また、クアッドスピーカーセットアップ、LEDフラッシュ付き13MPリアカメラ、8MPフロントカメラの構成も維持される見込みです。
ストレージとバッテリー
大型バリアントには、8GB、12GB、16GBのRAM構成オプションが用意され、ストレージ容量は最大512GBに達すると噂されています。バッテリー容量については不明ですが、現行モデルの67W SuperVOOC 急速充電に対応した9510mAhバッテリーが継承されるか、大型ディスプレイをサポートするためにさらに増量される可能性があります。
想定される構成オプション:
- RAM:8GB / 12GB / 16GB
- ストレージ:最大512GB
- カラー:ゴールドとブルー
市場での位置づけ
OnePlus のタブレットラインナップのこの拡大は、生産性やクリエイティブワークのためにより大きな画面を求めるユーザーに対応する戦略的な動きを示しています。興味深いことに、Oppo がこのタブレットを Oppo Pad 3 としてリブランドして発売する可能性があるという報告もあり、BBK Electronics 傘下での両ブランドの継続的な協力関係が浮き彫りになっています。