T-Mobile、一部の旧プランで料金値上げを発表
T-Mobileの古いプランを利用している顧客は、近々月額料金の値上げを経験する可能性があります。同社は、コスト上昇を理由に、6月から一部の旧プランの料金を引き上げると発表しました。
主なポイント:
- Simple Choice、ONE、またはMagentaプランを利用している顧客の音声回線料金が1回線あたり2~5ドル値上げ
- これらの古いプランでは約10年ぶりの値上げ
- ほとんどのT-Mobile顧客には影響なし
- 顧客にはテキストメッセージで通知される
T-Mobileのコンシューマーグループ社長であるJon Freierの内部メモによると、同社はコスト上昇により、最も古い料金プランの一部に小幅な調整を加えるとのことです。これらの旧プランでは、約10年ぶりの値上げとなります。
値上げの影響を受けるのは主に、Simple Choice、ONE、またはMagentaプランを利用し続けている顧客です。影響を受ける利用者は、音声回線1回線あたり月額2~5ドルの値上げが予想されます。T-Mobileは、顧客の大多数は現在の料金に変更がないと述べています。
値上げの対象となる顧客には、テキストメッセージで通知が行われます。新料金は6月の請求書から適用される予定です。
顧客への潜在的な影響
T-Mobileは値上げを小幅な調整と表現していますが、1回線あたり2~5ドルの値上げでも、家族や複数回線を持つアカウントにとっては大きな影響となる可能性があります。この変更に不満を持つ顧客は、T-Mobileの現行プランを検討するか、他の通信事業者への乗り換えを考えるかもしれません。
値上げについてカスタマーサービスに問い合わせると、新しいT-Mobileプランへの切り替えを勧められる可能性があることに注意が必要です。同社は、古い無制限通話・テキストプランから最新のプランへの移行を積極的に推進しています。
T-Mobileの最近の動き
この値上げは、T-Mobileによる以下のような大きな動きに続くものです:
- 2020年、T-MobileはSprintと260億ドルの合併を完了し、米国最大の通信会社となりました。
- 今月初め、T-Mobileは人気のプリペイドキャリアMint Mobileを13.5億ドルで買収しました。
T-Mobileが事業を拡大し進化させ続ける中、旧プランを利用している顧客は、既得権のある料金と新しいプランの機能や料金体系のメリットを比較検討する必要があるかもしれません。