Vivoが最新タブレット「Vivo Pad3」を正式に発表しました。パフォーマンスとエンターテインメント機能を重視した製品となっています。この新製品は、今年初めに発売されたPad3 Proモデルの姉妹機で、やや異なる市場セグメントをターゲットにしています。
主な仕様
- プロセッサ: Qualcomm Snapdragon 8s Gen 3
- ディスプレイ: 12.1インチLCD、2800 x 1968解像度、144Hz リフレッシュレート
- メモリ: 最大12GBのRAMと512GBのストレージ
- バッテリー: 10,000mAh、44W急速充電対応
- カメラ: リア8MP、フロント5MP
- オーディオ: 6スピーカー設定、3Dパノラマオーディオ
- ソフトウェア: Android 14ベースのOriginOS 4
パフォーマンスと機能
Vivo Pad3は、Pro版で採用されていたMediaTekチップセットから転換し、Qualcommの最新Snapdragon 8s Gen 3を採用しています。これにより、ミドルからハイエンドのタブレット市場で強力な競争力を持つ製品となっています。
12.1インチディスプレイは144Hzリフレッシュレート、600ニトのピーク輝度、HDR10サポートを特徴とし、滑らかで鮮やかな視覚体験を約束します。Vivoはまた、自然な色温度調整や高齢者向けのカラーモードなど、目に優しい機能も搭載しています。
ゲーマー向けに、Pad3はハードウェアレイトレーシングをサポートし、対応ゲームのグラフィック品質を向上させます。さらに、6スピーカーオーディオシステムにより、メディア視聴時の没入感を高めています。
アクセサリーとデザイン
Vivoは、Pad3の補完製品として、Vivo Pencil2sスタイラスとSmart Touch Keyboardをオプションで提供しています。Pencil2sはワイヤレス磁気充電と2つのボタンを特徴とし、キーボードはPOGOピンで接続され、トラックパッドも搭載しています。
Pad3は、大容量バッテリーを搭載しながらも、厚さわずか6.57mm、重量589.2gのスリムなプロファイルを維持しています。カラーオプションは青、紫、グレーの3色です。
価格と販売時期
Vivo Pad3は現在中国で予約受付中で、7月5日から販売開始予定です。価格は以下の通りです:
- 8GB/128GB: 2,499元(約345ドル)
- 8GB/256GB: 2,799元(約385ドル)
- 12GB/256GB: 3,099元(約425ドル)
- 12GB/512GB: 3,399元(約470ドル)
国際展開については現時点で発表されていません。
強力なプロセッサ、高リフレッシュレートディスプレイ、大容量バッテリーを搭載したVivo Pad3は、生産性とエンターテインメントの両方に対応できるデバイスを求めるユーザーにとって、タブレット市場における有力な選択肢となりそうです。