Oppo Reno12シリーズが曲面ディスプレイと強化されたカメラシステムを携えてグローバルデビュー
Oppoは特許紛争を解決し、ヨーロッパ市場に復帰を果たし、Reno12シリーズを正式にグローバル展開しました。Ibizaで開催された華やかなイベントで披露された新シリーズは、中国版とは異なるいくつかの注目すべき変更点があります。
デザインとディスプレイ
Reno12シリーズは、6.7インチの曲面AMOLEDディスプレイを採用し、最近のスマートフォンで見られる平面ディスプレイの傾向に逆行する新鮮なデザインアプローチを特徴としています。フルHD+解像度の画面は120Hzのリフレッシュレートを誇り、滑らかな視覚体験を約束します。しかし、初期の実機レビューでは、屋外での視認性に懸念があり、画面の高い反射率と謳われている1,200ニットのピーク輝度が、明るい日光の下で期待通りの性能を発揮していないようです。
カメラシステム
カメラ構成はモデルによって異なります:
- Reno12:50MPメイン + 8MP超広角 + 2MPマクロ
- Reno12 Pro:50MPメイン + 50MP 2倍ズームテレフォト + 8MP超広角
両機種とも、高品質のセルフィーを撮影するための50MPフロントカメラを搭載しています。
パフォーマンスとバッテリー
Reno12とReno12 Proの両方がMediaTek Dimensity 7300チップセットを搭載しており、これは中国版とは異なる点です。12GBのRAMと512GBのストレージを備えています。5,000mAhのバッテリーは80W SuperVOOC急速充電に対応していますが、充電アダプターは同梱されていないことに注意が必要です。
価格と販売状況
Oppo Reno12シリーズは現在マレーシアで販売されており、価格は以下の通りです:
- Reno12:2,199リンギット(約470米ドル)
- Reno12 Pro:2,599リンギット(約555米ドル)
ヨーロッパでの価格と販売時期はまだ発表されていません。
初期の印象
初期の実機レビューでは、Reno12のスリークなデザインと反応の良いインターフェースが称賛されています。Astro Silverカラーオプションは、見る角度によって外観が変化する興味深い光反射仕上げを提供しています。しかし、ケースや充電器などのアクセサリーが同梱されていないことは、一部の潜在的な購入者にとって残念に感じられるかもしれません。
Oppoがヨーロッパ市場に再参入する中、Reno12シリーズはブランドにとって重要な一歩を表しています。グローバル版は中国版と比べていくつかの仕様変更がありますが、曲面ディスプレイ、高性能カメラ、急速充電機能を備えた魅力的なパッケージを提供しています。これらのデバイスが実際の使用条件でどのようなパフォーマンスを発揮し、同価格帯の競合製品とどのように比較されるかを判断するには、詳細なレビューが必要となるでしょう。