Xiaomiは、グローバルウェブサイトで最新の低価格モデル、Redmi A3xを静かに発表しました。この新しいエントリーレベルのスマートフォンは、最近発売されたRedmi A3の派生モデルで、手頃な価格で基本的な機能を提供することを目指しています。
主な仕様
- ディスプレイ: 6.71インチIPS LCD、HD+解像度(1650 x 720)、90Hz リフレッシュレート、最大輝度500ニト
- プロセッサー: Unisoc T603(2x Cortex-A75 @ 1.8 GHz、6x Cortex-A55 @ 1.6 GHz)
- メモリ: 3GBまたは4GB RAM、64GBまたは128GBストレージ(最大1TBまで拡張可能)
- カメラ: 8MPメイン + QVGAデプスセンサー(背面)、5MPフロントカメラ
- バッテリー: 5,000 mAh、10W充電(USB-C)
- ソフトウェア: Android 14プリインストール
注目すべき特徴
Redmi A3xは、低価格セグメントにおいて90Hzリフレッシュレートのディスプレイを搭載し、よりスムーズなスクロールとアニメーションを実現しています。また、この価格帯では珍しいAndroid 14がプリインストールされています。Xiaomiは2つの主要なAndroidアップデートと2027年までのセキュリティパッチ提供を約束しており、予算を抑えたい消費者に長期的な使用を保証しています。
価格と販売状況
グローバルでの価格は明らかにされていませんが、Redmi A3xはパキスタンで3GB RAM + 64GBストレージモデルが18,999パキスタンルピー(約68米ドル)で発売されました。インドやマレーシアなど他の市場でも近日中に発売される見込みで、すでにマレーシアではSIRIM認証を取得しています。
Redmi A3との比較
A3xとRedmi A3の主な違いはチップセットにあります。A3xはUnisoc T603を採用し、A3のMediaTek Helio G36と比べてよりコスト効率の高いソリューションを提供する可能性があります。また、A3xのRAMは最大4GBまでですが、A3は最大6GBを提供しています。
結論
Redmi A3xは、限られた予算で最新のAndroid体験を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうです。適切なディスプレイ、長期的なソフトウェアサポート、指紋センサーや拡張可能なストレージなどの基本的な機能を備えており、競争の激しいエントリーレベルのスマートフォン市場で独自の位置を確立する可能性があります。ただし、この価格帯では性能やカメラ機能に関して期待を抑える必要があるでしょう。