Nvidia GeForce Now がQHD+にアップグレード、ただし月間100時間の利用制限を導入

BigGo Editorial Team
Nvidia GeForce Now がQHD+にアップグレード、ただし月間100時間の利用制限を導入

Nvidia がクラウドゲームサービスに大きな変更を加え、機能強化と新しい利用制限のバランスを図ります。この変革は、サブスクリプション料金を上げることなくサービス品質を維持することを目指し、クラウドゲームのアクセシビリティにとって重要な転換点となります。

サービス層の刷新と機能強化

従来の Priority 層が Performance として新たにブランド変更され、ストリーミング体験が大幅に向上します。このアップグレードでは、1440p解像度とウルトラワイドディスプレイフォーマットに対応したQHD+ゲーミング機能が導入されます。さらに、サポート対象ゲームのRTX機能を含むグラフィックス設定をストリーミングセッション間で保存できるようになり、よりシームレスなゲーム体験が実現します。

Nvidia の GeForce NOW が新しい Performance 層の機能と価格を紹介する、強化されたメンバーシッププランを提供
Nvidia の GeForce NOW が新しい Performance 層の機能と価格を紹介する、強化されたメンバーシッププランを提供

新しい月間利用制限

2025年1月1日より、新規の Performance 層および Ultimate 層の加入者に対して、月間100時間のプレイ時間制限が導入されます。これは1日約3時間のゲームプレイに相当します。現在の加入者は2026年1月1日まで無制限アクセスを維持できますが、その後は全ユーザーに制限が適用されます。ヘビーユーザー向けに、追加プレイ時間パッケージも提供されます:Performance 層で15時間2.99ドル、Ultimate 層で5.99ドルの延長が可能です。

柔軟な利用時間管理

新システムには、ゲーム時間を効果的に管理するためのユーザーフレンドリーな機能が含まれています。未使用の最大15時間を翌月に自動的に繰り越すことができます。月間制限に達した場合、追加時間を購入するか、その月の残りは Basic リグを使用してプレイを継続することができます。

新規ゲームの追加

サービスは引き続きゲームライブラリを拡大し、最近では Planet Coaster 2 、 Teenage Mutant Ninja Turtles: Splintered Fate 、 StarCraft II などが追加されました。これらのタイトルは、DLSS 3 やレイトレーシングなどの先進機能をサポートしながら、多様なゲーム体験を提供するというプラットフォームのコミットメントを示しています。

戦略的なタイミングと移行

Nvidia は2023年11月22日まで、Ultimate および Performance のデイパスを25%割引で提供し、ユーザーが強化された機能をテストできるようにしています。2026年の制限実施前に無制限プレイ時間を確保できるよう、月額または6ヶ月サブスクリプションへのアップグレードが可能で、これは既存顧客への円滑な移行を図る Nvidia の取り組みを示しています。