Valve は、開発中のMOBAゲーム Deadlock の改良を続け、6人の新しい実験的ヒーローの導入と、プレイヤー体験を向上させるための重要なマッチメイキングの改善を実施しました。
新ヒーローラボと実験的キャラクター
最新のアップデートでは、50試合以上プレイしたプレイヤーがアクセスできる実験モード「ヒーローラボ」が導入されました。この新機能では、以下の6人の新ヒーローが登場します:
- Calico - 猫をモチーフとしたステルス重視のヒーロー
- Fathom (旧 Slork) - 水を使った戦闘とクラウドコントロールを得意とする
- Holliday - 火薬樽や敵を捕らえる投げ縄など、独特な機能を持つ
- Magician - 敵を変身させるなどの魔法能力を持つ
- Wrecker - スクラップを使った攻撃とシャドウクローンの機能に特化
- Viper - 無限の弾薬を持つユニークなスライド機能を活用
マッチメイキングの改善
アンバランスなマッチに関するプレイヤーの懸念に対応するため、重要なマッチメイキングの更新が実施されました:
- スキルレベルの差が大きいパーティは、同様のパーティとマッチングされるように
- このカテゴリーに該当するパーティには新しいUI表示で警告
- 問題のあるマッチを全ゲームに分散させるのではなく、特定のマッチに集中させる方式を採用
ヒーローラボの主な特徴
- 1日の特定時間帯のみ利用可能
- 仮アセットを使用した実験的ヒーローのテストが可能
- 新ヒーローデザインに関するプレイヤーフィードバックの収集
- ランク戦の代替として機能
現在の課題
ヒーローラボには以下のような初期の課題があります:
- 新ヒーローを選択できない場合のプレイヤーの試合放棄
- 限定的な利用可能時間
- ヒーローデザインとアビリティの実験的性質
これらのアップデートは、競争バランスを維持しながら Deadlock のゲームプレイ体験を改善するという Valve の取り組みを示しています。新コンテンツとマッチメイキングの改良の組み合わせは、コミュニティフィードバックとゲームの品質向上への強い焦点を示唆しています。