Valve は、クローズドベータ中の新作MOBAシューター Deadlock の改良を続けており、プレイヤーの懸念点やバランスの問題に対応する一連の迅速なアップデートを行っています。
最新の変更は、主に2つの重要な領域を対象としています:
新しいポーズ制限
破壊的な行動を防ぐため、Valve はポーズ機能に厳格な制限を設けました:
- プレイヤーは1ゲームにつき1回しかポーズできない
- チームのポーズ回数は最大3回まで
- ポーズ解除時にゲームウィンドウが点滅する
これにより、トロールがポーズ機能を乱用してマッチをスライドショーのようにしたり、戦闘中に煽りを行ったりする問題に対処しています。
ヒーローバランス: Viscous の急激な変更
不定形ヒーロー Viscous に劇的な変更が加えられました:
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初期バフ(8月29日):
- 主要攻撃のダメージと使いやすさを向上
- 新しいAOE代替発射モードを追加
- スプリント速度を上昇
- Puddle Punch と Goo Ball アビリティを強化
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迅速な弱体化(9月1日):
- Puddle Punch の射程を縮小(60mから40mへ)
- Puddle Punch のクールダウンを延長(28秒に)
- Puddle Punch による敵のノックアップを減少
- 弾薬容量を減少(24から20へ)
- 代替発射に5弾薬のコストを設定
これらの迅速な調整は、変更を素早く元に戻すことも厭わない Valve のヒーローバランス調整への取り組みを示しています。
継続的な開発
Deadlock がまだクローズドベータ段階にあるため、プレイヤーはヒーロー、メカニクス、システムへの継続的な調整を期待できます。Valve は現在のMMRベースのマッチメイキングの問題を認識しており、さらなる改善を計画しています。
ゲームは Steam 上で約5万人の同時接続テスターを維持しており、正式リリースへの期待が高まっています。