Metaの新型ARスマートグラス、Zuckerberg氏の写真で偶然リークか
Meta社のCEOであるMark Zuckerberg氏が、同社の開発中の拡張現実(AR)スマートグラスを意図せずに世界に公開してしまった可能性があります。Threadsのユーザーが鋭い目で、Zuckerberg氏が今年初めに共有した写真に、未発表のグラス2組が写っているのを発見しました。
偶然の公開
ThreadsユーザーのMatthew Karolian氏は、Zuckerberg氏が投稿した写真をズームインし、特異なデザインのグラス2組に気づきました。Karolian氏は投稿で、それらを「奇妙に折りたたまれるアームを持つ分厚いグラス」と表現しました。このグラスについて質問されたZuckerberg氏は、今年後半に詳細を共有すると謎めいた返答をしました。
Zuckerberg氏、ARグラスの開発を確認
最近、YouTuberのKallawayとのインタビューで、Zuckerberg氏はMetaが新しいARスマートグラスを開発中であり、2024年後半に発表する計画があることを確認しました。また、プロトタイプの完成が近いとも述べ、写真に写っていたグラスが開発中のARデバイスである可能性が高まりました。
Meta Connectでの発表の可能性
業界関係者は、Metaが毎年9月頃に開催されるMeta Connectカンファレンスで新しいARスマートグラスを披露するのではないかと推測しています。このタイミングは、Zuckerberg氏が今年後半に詳細を共有するという発言と一致します。なお、Metaは昨年のConnectイベントでRay-Banスマートグラスを発表しています。
未解決の疑問
潜在的なリークとZuckerberg氏の確認により期待が高まっていますが、いくつかの疑問が残されています:
- 新しいARグラスはRay-Banブランドを維持するのか?
- これらのグラスはどのような具体的なAR機能を提供するのか?
- 製品はいつ購入可能になるのか?
- MetaのARグラスは、市場の他のスマートアイウェアとどのように競争するのか?
ウェアラブル技術市場が成長を続ける中、MetaのARスマートグラス参入は、コンピューティングとソーシャルインタラクションの未来に関する同社のビジョンにとって重要な一歩となる可能性があります。テクノロジー愛好家や業界関係者は、今後数ヶ月間、Metaからの公式情報を熱心に待ち望むことでしょう。