OnePlusが最新のミッドレンジスマートフォン、Nord CE4 Lite 5Gを正式に発表しました。この端末は前モデルからいくつかの注目すべきアップグレードを行っていますが、同時に興味深い妥協点も見られます。
主な仕様
- 6.67インチAMOLEDディスプレイ
- 1080p解像度、120Hz リフレッシュレート
- 2,100ニットのピーク輝度
- Snapdragon 695プロセッサ
- 8GBのRAM、最大256GBのストレージ
- OIS搭載50MPメインカメラ
- 5,500mAhバッテリー
- 80W高速充電
改善されたディスプレイと充電
Nord CE4 Lite 5Gは、2,100ニットのピーク輝度を実現する、大幅に明るくなった6.67インチAMOLEDディスプレイを搭載しています。これは屋外での視認性を向上させる大きな改善点です。120Hzのリフレッシュレートも、スムーズなスクロールとアニメーションを約束します。
充電速度も大幅に向上し、80Wの高速充電に対応するようになりました。これにより、大容量の5,500mAhバッテリーを素早く充電できるはずです。
疑問を呼ぶ古いプロセッサの採用
興味深いことに、OnePlusはSnapdragon 695プロセッサを採用しました。これは2022年のNord CE 2 Lite 5Gで使用されたのと同じチップです。2年前の中級プロセッサを使用するという決定は、より新しいハードウェアを期待する一部の潜在的な購入者を失望させる可能性があります。
価格と発売日
インドでは、Nord CE4 Lite 5Gの8GB/128GBモデルの基本価格が19,999ルピーで、8GB/256GBモデルが22,999ルピーとなっています。端末はMega Blue、Super Silver、Ultra Orangeのカラーオプションで6月27日から発売される予定です。
ヨーロッパでの価格は329ユーロに設定されており、一部の小売業者では早期購入者向けに69ユーロ相当のOnePlus Nord Buds 2を無料で提供しています。
Nord CE4 Lite 5Gはディスプレイ技術と充電速度に歓迎すべき改善をもたらしていますが、古いプロセッサの選択は、競争の激しい中級スマートフォン市場での競争力に影響を与える可能性があります。潜在的な購入者は、これらの要因と魅力的な価格設定を比較検討する必要があるでしょう。