今夏登場するMotorola Razr 50:大幅なアップグレード
Motorolaは、次世代の折りたたみスマートフォン「Razr 50」を6月25日に中国で発表する予定です。この最新モデルは、特に外部ディスプレイの面で前モデルから大幅な改良が施されています。
主な改良点:
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大型カバーディスプレイ: Razr 50は3.6インチの外部OLEDディスプレイを搭載し、Razr 40の1.5インチから大幅に拡大しました。この大型カバーディスプレイにより、閉じた状態での機能性が大きく向上します。
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新プロセッサ: MediaTekの新型Dimensity 7300Xチップセットを搭載。まだ正式発表されていませんが、Geekbenchの結果によると、Qualcommのミッドレンジ向けSnapdragon 6 Gen 1に匹敵する性能を示しています。
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カメラの改良: メインカメラが50MPにアップグレードされ、13MPのセカンダリセンサー(おそらく超広角レンズ)が追加されています。
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おなじみの内部仕様: Razr 50は前モデルと同じ4,200 mAhのバッテリー容量を維持。Android 14がプリインストールされます。
仕様概要:
- メインディスプレイ:6.9インチpOLED、1080x2640解像度、120Hz リフレッシュレート
- カバーディスプレイ:3.63インチOLED、1056x1066解像度、120Hz リフレッシュレート
- プロセッサ:MediaTek Dimensity 7300X
- RAM:最大16GB
- ストレージ:最大1TB
- メインカメラ:50MP
- セカンダリカメラ:13MP
- セルフィーカメラ:32MP
- バッテリー:4,200 mAh(公称容量)
- 充電:33W有線充電
- 寸法(展開時):171.3 x 73.9 x 7.2 mm
- 重量:188g
期待されること
Razr 50は、ミッドレンジの折りたたみスマートフォン市場において、堅実なアップグレードとなりそうです。大幅に拡大されたカバーディスプレイは、前モデルの主な制限を解消し、デバイスを開かずにより多くの機能を使用できる可能性があります。
プロセッサはトップクラスではありませんが、ほとんどのユーザーにとって十分な性能を提供するはずです。カメラシステムも改良されていますが、実際の性能を評価するには実機テストを待つ必要があります。
Motorolaは7月にRazr 50を国際的に発売する予定で、より高性能なRazr 50 Ultraモデルも同時に発表されます。価格の詳細はまだ明らかになっていませんが、前世代と同様の価格帯を維持するかどうか注目されます。
6月25日の正式発表後、さらなる詳細や実機レビューにご期待ください。